狩りのあれこれ

サーバー一つあたり5000人という現状では狩りの一つも容易ではなくなってきたが、昔の狩場はいったいどうだったのか。

まず話せる島。北の狩場と呼ばれるゴーレムやウェアウルフ、オーク戦士、フローティングアイなどがでてくるその狩場は、混んではいたが、ゴーレムを狩ることが全くできないというほどではなかった。お相撲さんはよくゴーレムをみつけては町の方までEBを撃って戦っていたものだった。もちろん犬などもっていなかったので、長期戦だったが、経験値をたくさんくれるので結構ゴーレムを狩りつづけていたこともあった。

さらに、話せる島の洞窟。いわゆるゾンビ部屋は人が集ってきていたが、ゾンビがでたら順番など関係なくわれ先にと獲物を倒しに行った。そのころはb-teleを集めるのにゾンビを狩っている人も多かった。また、2Fではバフォメットを狩るにもパールシルバーキーを使う道でも結構楽にたどり着けた。また、骨系の敵の数に困ることなく狩りをすることもできた。

次に、メインランドケイブ。カスパ待ちの状況はすでに独占状態が解除されていたような気がする。サモナーはほとんどいなかったため、メインランドケイブにいるのはナイトがほとんどだった。1Fはあまりの骨系のモンスターの多さにLvの低い時に行くのは結構つらい状況であった。

ギランケイブはほとんど誰も行かず、たまにツアーがあっていくくらいのところだった。

サバクは当初はアリ穴がまだ存在していなかった。リザードマンの狩場は犬を連れて歩き回ってもすぐに十数匹のリザードマンに囲まれてしまう状況で、今考えればとてもよい狩場であったといえるが、当時は低レベルでは犬を二匹つれていても結構厳しい狩場であった。またサモナーがほとんどいなかったためバシリスクを狩っているのはナイトかサソリをテイムした魔法使いくらいだった。サバクを一人で渡るのは例え犬をつれていたとしても、とても無茶なことだった。ものすごい数のアリとサソリに追いかけられるのを覚悟しなければならなかったからだ。10匹以上のサソリに追いかけられることもざらだった。サバクのDKも命がけで、DKする方はバシリスクとサソリに囲まれ、DKされるほうもサソリとアリに囲まれながら応戦したということもあった。

シルバーナイトタウン周辺でのブラックナイト狩りは常に2、3人程度いた。一方BK荒地はその倍以上いたが、まだその頃は死体すら拝めないというほど酷くはなかった。

シルバーナイトタウン南の洞窟は1Fこそそこそこの人が狩りをしていたものの、2F以降はほとんど誰もおらず、バグベアーやグールなどが狩り放題で、犬を二匹つれて一人で狩りまくったものだった。一方BB荒地はそこそこ犬でバグベアーを狩っている人が多く、なんでSKTCで狩らずにこっちで狩るのだろうと不思議だったが、単にSKTCにバグベアーがでることを知らなかった人がおおかったせいもあると思う。BB荒地の骨系のモンスターは洞窟とちがって壁などの障害物があまりないだけにたくさん寄ってくるとかなり手ごわかった。

ケント城周辺のオウガー狩りの人は少なくはなかったが、多くもなかった。しかし、BB荒地の北にあるオウガー発生地点は当時ほとんど知られておらず、一人で次々と倒したものだった。

オークタウン周辺はほとんど誰もおらず、SPオークは次から次へと涌いてきた。オークビーチに行こうものならLv45+ナイトといえども無事では済まされないほど敵が出てきたものだった。

ドラゴンバレーはドレイク待ちというのはあったが、一人で待っていて一度に2匹くるということもしばしばあった。そのためナイトはクリアポーションをたくさん持っていき、一度にドレイク2匹を倒すのが普通だった。また、そんな状況だったためDVCケイブの入口前にテレポートするとたまについた瞬間ドレイク2匹に襲われて即死することが何度かあった。

DVCツアーはL45+のナイトがゾロゾロと10人前後で行くのが主流で、当然行ける人も限られていたので、今のように次々といくつものツアーが続くことはなく、一つしかツアーがなかった。

撒き餌を用いた狩りの手法はまだ一般的ではなく、やってる人がいるのをみた時は、なかなか面白いことを考えたなと思ったが、当時はモンスターの数が十分だったためやる意味があまりなかった。

というわけで、最近ではありえないようなよい環境で狩りができていたことを懐かしく思い出しつつ、狩場が混んできたことにめげずにプレイヤーに工夫して狩りをすることを望むとともに、狩場の根本的な環境改善をNCに期待したい。

つづく

 

 

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