話せる島

訓練所を出てしばらくゴブリンなどを倒してアデナを稼いでから魔法を覚えられる場所があるというのでそこにいってみた。とりあえずLv1の魔法を全部覚えておいた。

魔法さえ覚えてしまえば魔法使いのレベル上げは最初のうちは楽である。エネルギーボルトで大体の敵は一撃だし、ポーションを持たなくてもヒールで回復できる。さらに、危なくなったら帰還スクロールがなくてもテレポートすればいいからだ。そんなわけで、最初のうちはゴブリンやらコボルトやらをエネルギーボルトで倒していった。

戦闘にだいぶなれてくるといろんなところにいってみたくなる。そうして島の中をいろいろ歩き回っていると、突然恐ろしく早く動くでかいクモが近寄ってきて、キャシャー!と襲い掛かってきた。当時の名前でシェロブというモンスターだ。はっきりいって最初の頃はシェロブに何度も殺された。シェロブに出会ってテレポートしたら、とんだ先にまたシェロブが!なんてこともあった。そんなわけでシェロブには心底おびえた。

しばらく狩りをしているとゴーレムというのに出くわした。見るからに強そうだが、足が遅かったのでエネルギーボルトを逃げながら撃ちまくった。14発くらい撃ったところで倒せたが、MPが尽きた。しかし経験値の入りはなかなかいいようだったので、島の北の方で何度もゴーレム狩りをした。

フローティングアイについてはゴブリンとかと比べると強そうで,最初のうちは攻撃してこないのを知らずに戦うのを避けていた。しかしいったん攻撃してこないのに気がつくと、これもまた狩りの対象になった。しかしフローティングアイを倒した時のあの妙にリアルなグロテスク加減には、なかなか楽しいゲームだなと思った。

フローティングアイを狩るようになってから犬のテイムに興味をもち、ビーグルをテイムした。名前は「小結」。気をよくして、レベルがまだ低いにもかかわらず、無謀にもドーベルマンのテイムに挑戦した。すると死闘の末はじめてドーベルマンのテイムに成功した。確かその時ドーベルマンに付けた名前は「横綱」だった。ドベールマンが犬の中で一番強いときいていたからだった。その後シェパードの「関脇」などもテイムしたが、どの犬もいついなくなったか覚えていないが、本土へわたった時には確か犬を連れていなかったので、話せる島にいる間にいなくなったのだと思う。もっとも、幸いにもドッグキラーには遭わなかった。

話せる島の洞窟には最初のうちは近寄らなかった。ここらへんの記憶は定かではないが、シルバーソードという武器が洞窟の中の敵にいいらしいということを知って、シルバーソードを手に入れてからゾンビを狩りに出かけたような気がする。さらに、ボーンセットの存在を知ってそれを話せる島にて13kで買ったのは覚えているのだが、それから初めて洞窟に入ったのか、その前からいっていたかは記憶が定かではない。

ちなみに当時はゾンビの出るポイント自体は今とかわらないが、特に順番待ちなどのローカルルールはなく、ゾンビが発生したら走っていってやっつけるということを繰り返していたような気がする。そのころはゾンビがよく祝福されたテレポートスクロールをくれたので、なかなか儲かる狩場だったきがする。

お金ができたところで奮発してパンドラからコットンローブを買ってみた。公式ホームページに魔法使いのスタンダードな装備と書いてあったからだ。しかし、このコットンローブは他の装備の方がACがよかったので一度装備したかしないかのうちにお蔵入りになった(結局このコットンローブは隠居するまで使わずに倉庫に入っていた)。

※余談だが、ボーンセットを買うまではベルト付レザーベストを装備していたような気がする。にもかかわらず後にzelを貼っていったのはウッドンアーマーだった。なぜなら公式ホームページには魔法使い最強の鎧とかいてあったからだ。でもじつはACが同じで軽さが軽い点でベルト付レザーベストのほうがよかったのだが、それに気がついたのはウッドンアーマーにzelを貼り終わってかなりたってからだった。また、これ以外にも、ブレスドアーマーという魔法の説明をヘルプを参照してみると、兜に魔法をかけるとかいてあり、さらにブレスドアーマーのアイコンも兜らしきもののデザインが書いてあったので当初は兜に使うものだと思っていた人が多かった。ていうかヘルプが信用ならないゲームはかなりどうかと思ったのだった。

そんなこんなでLv15、6辺りまで話せる島で狩りをしていたと思う。

つづく

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